2017年9月15日金曜日

お客様をお迎えする和のしつらえ

 
 

 


施工前

客間入口横の限られた場所を活かし、特に侘びを感じさせる空間としました。
バックには自然物の穂垣を設置し、”立手水鉢”は唐津の焼物を使用し、それを覆うように斜幹のヤマモミジを。
足元にはツワブキ等の下草類をあしらえ、全体をコンパクトに仕上げ、明るい感じの趣きのある【現代和風式坪庭】としました。

同じお庭でもこんなに変わります!

 



施工前
雑草に長い間悩まされておられたお庭をスッキリとリフォームさせて頂きました。
樹木下の山の部分は前面砂利にし、草を抑えました。
砂利以外のところは真砂舗装にし、自然な土の風合いを残して草対策をしました。
出来るだけメンテナンスのいらない修景の和風お庭が出来ました!

心落ち着く和の空間




施工前


ご要望
玄関前の雰囲気を変えたい。木が大きくなり、形も崩れてきた。大きな石を移動して欲しい。
ご提案
玄関前の木は撤去、景石は別の場所に移動しスッキリさせました。そこに燈籠を再利用し、筧、水鉢、足元には苔を敷きつめ、竹垣で囲い和の空間を演出。心落ち着く小さな和風空間となりました。

元からあった資材を上手く再利用した、心落ち着く和風庭園





施工前①

施工前②


ご要望
家周りの外壁を新しく作りなおして欲しい。
庭のサイズを小さくし、今ある石や木を利用して、和風庭園を造り直してほしい。
ご提案
建物周りをぐるっと塀で囲み、裏から道路に出入りできるように、門扉を設置しました。
お庭の奥行きサイズを小さくすることで庭全体のバランスが崩れてしまうので、元からあった石や木の量を調整し、組み直し以前よりスッキリとしたお庭にしました。

玄関でむかえてくれる癒やしの光



 
 
 
施工前①
施工前②

誰もが憧れる、こだわりの坪庭。
玄関では来客のおもてなし、はたまた夜、仕事から疲れて帰った時、あたたかな明かりで照らしてくれる癒やし。
そんな何役もこなす素敵な坪庭をご依頼をいただきました。
緑が有ると無いとではこんなに違うんです。
素敵なお庭を夜も楽しむために、ライティングはかかせません!
とても心がほっこりするステキなお庭になりました。

苔と砂利で落ち着いた和風庭園

 


 
 
施工前①

施工前②
 
ご要望
砂利(海)に苔や雑草が生えて管理が大変。砂もいつの間にか少なくなって土が出ている部分もある。
山(陸)の部分は土が見えているので緑で覆われて雰囲気にして欲しい。サツキも大きくなったので全体のバランスを整えて欲しい。
ご提案
砂利は、枯山水の海の波を表現し易いように白系の砂利をしきました。砂利が土の中に埋もれていかないように、砂利の下に強力防草シートを敷きました。雑草対策にもなります。
陸の部分には杉苔を敷き詰め緑豊かな陸を表現しました。大きく成長したサツキを移動することで、苔の陸がはっきりと見えるようにしました。

和風のお庭のみどころポイント

 
 



施工前

和風の庭園は奥が深い…よくわからない…
その様に思われる方も多いかと思います。
しかし、紐解いてみると意外と芸術的な分野のもので、駐車場などの外構工事とは全く違うな。と思います。

草取りの手間を軽減する、管理のし易い庭にして欲しいとご依頼をいただきました。
なるべく庭にあるものは使うと言うことで、元々多くの石がありましたので、それを利用して『護岸』を作りました。

和風庭園は基本的に自然の風景の模写です。
砂利の部分が『海』、植栽のスペースが『陸・山・島』です。
ですから、瀧や橋を再現したり、砂利に模様をつけたりするんですよね!
今回は『護岸』を模写しました。
一つとして同じ物がない自然の石で出来ているから、風情や趣、粋な雰囲気を感じるのだと思います。

和風の庭のポイントは何処から眺めるか

After1


After2


After3
 
After4


昔お庭にあったものを活かして、新しいお庭を作る。
和風庭園、また、天然素材だからこそ出来る正にアーティスティックな世界。
ねじれた長方形の石がポイントとなる場所(玄関ポーチ&床の間)から見ると、なんと真っ直ぐに見えます!
橋が浮いている所がステキポイント!
橋の先には飛石が続き、灯籠に日を灯す姿をストーリーにしています。

お庭に眠っていた石も、素敵に組み替えれば蘇ります。お庭の見どころポイントの瀧組みに、眠っていた石が大変身。
玄関に向かうと、ご来客者の目にまず飛び込んでくる滝組。
また、玄関側からの滝組の眺めも格別です。

和風のお庭はどこから見るかがポイント。
石も組み替えるとこんなにも印象が変わるなんて驚きですね。



2017年9月11日月曜日

癒やしの和風お庭

After1

After2

After3
 
Before

元はスッキリしていたお庭に、新たに和風のお庭を造らせて頂きました。
お家の雰囲気が純和風だったのでそれに合わせて昔ながらの和風のお庭にしました。
こちらに住まわれるお婆さんが車いすでお庭を移動できるように犬走りと石張りを同じ高さにして段差を解消し道幅を広げました。
石張りは沓脱石からつくばいに向かう飛び石のように延石を間に組み込みデザインしました。この延石が入ることによってモダンを演出しています。
雪見灯篭やつくばいは既存のものを再利用していますので部分的に苔が蒸していて雰囲気が良く出ていると思います。
これから年を重ねるごとに深みが増すお庭になるのではないでしょうか。

思わずビックリ!和風自然石のアプローチリフォーム

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After2


After3


  Before1



Before2
 
 
タイル貼り玄関が白華現象により、汚くなってきた・・・
玄関とアプローチに段差があり歩きにくい・・・・
アプローチを何とかしてほしいとのご要望からスタートしました。
和風の立派な屋敷にデザイン性と機能性をとことん追求した「自然石乱張りアプローチ」をご提案。すぐに気に入って頂きました。
職人の洗練された石材技術を駆使して、見事に美しいアプローチが完成しました。
入り口には数寄屋門を設置して、グンと趣が上がりました。なだらかなスロープになっているアプローチは、大人ももちろん小さなお子様も難なく歩けますし、ベビーカーもとても通りやすくなり、安心安全なアプローチとご好評も頂きました。
特に打ち水をすると、ピカリと光を放つ自然石は最高の美しさを演出してくれます。歩く方々が心和むアプローチの完成に一緒に感動させていただきました。本当にありがとうございます。

2017年9月10日日曜日

蹲が活きる~和の庭園~

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つくばい(蹲踞、蹲)とは日本庭園の添景物の一つで露地(茶庭)に設置され、茶室に入る前に、手を清めるために置かれた背の低い手水鉢に役石をおいて趣を加えたもの。
手水で手を洗うとき「つくばう(しゃがむ)」ことからその名があるそうです。


もともと茶道の習わしで、客人が這いつくばるように身を低くして、手を清めたのが始まりで、茶事を行うための茶室という特別な空間に向かうための結界としても作用します。

蹲までの飛び石にもきちんと意味があり、石の大きさも全て同じではありません。分かれ道には必ず他の石より大きめの『踏み分け石』が来ます。
そんな色々秘密のある和風の庭園。
いつでも現代人の心を癒してくれます…

風情ある坪庭

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窓から見える景色が殺風景で淋しく感じたことはないですか?
そんなお悩みもこのように大変身させることが出来ます。
坪庭が和風の家を更に引き立ててくれています。
竹垣によりプライバシーも確保され、プライベート空間を作りたい方にもおすすめです。

ナチュラルモダン和風

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After2
 
以前に植え込まれた樹木がとても大きくなり、室内が暗くなっていました。
そこで、明るくてスッキリとした和風モダン庭園にリフォームしました。
清潔感ある白壁と、自然樹形の植木を中心に、年中美しさが変わらない、和のテイスティングをふんだんに取り入れました。
お客様には、“庭がとっても広く感じる”と喜んでいただきました。